日曜感想。
第6回SD文庫新人賞佳作受賞作。いかにもSDらしいラノベだなぁと思って読んでみたらむしろHJっぽかった。どうも期待過剰だったらしい。
わかりやすく言えば、微妙。設定からしてバカ丸出しなノリなのだが、「バカテス」に比べると全くバカが足りていない。主人公もお人好し以外に全く個性がないし、ヒロインは静かなるDQN。演出は弱い、設定を活かし切れていない、駆け引きなし、心理戦なし、どんでん返しなし(体育館以外)、読みすすめるほどに退屈してくる。しかも最後の最後であの説得。陳腐すぎてシラけた。関節リフォームは一体何がしたかったのか。"ガンスター"で新しくバカな校則を作って解決するのかと期待していたのに結局無効試合とか、アホかと、バカかと。
美久に学校を辞めさせない為にガンスター優勝を決意するという動機がこの作品をダメにしている。
そもそもすでに続巻が決まってるって、ちょwおまwにも程がある。
電撃なら3次選考以下、富士見なら選外、MFで佳作以下、ガガガで期待賞くらい。